近所の「いなげや」というスーパーで、パパが”ヤマモリ”ブランドのレトルトカレーを2個買ってきました。
イエローカレーと、プーパッポンカレーです。
両方とも、300円ぐらいでした。
■ヤマモリって?
ヤマモリ株式会社は、関東ではあまり馴染みのないメーカーですね。
三重県に本社があり、明治時代の創業で、当初は味噌と醤油を醸造していたそうです。
そのメーカーが、なぜかタイ料理の食材を多く販売しています。
レトルト食品のほかに、インスタント麺、ナンプラーやココナッツミルクなどの食材もあります。
レトルト食品で注目すべき点は、タイの現地法人で製造していることです。
■タイのカレー
タイ料理には、「3色カレー」と呼びたくなるような、グリーン、イエロー、レッドの代表的なカレーがありますね。
タイ人はカレーとは呼ばず、汁物を意味する「ゲァン(ゲーン)」と呼びます。
このうち、レッドとグリーンは本場タイではかなり辛く、辛い料理が苦手な人には食べられないでしょう。
他にも、タイ南部のムスリムの料理であるマッサマンカレーや、バンコクの料理店の創作から始まったプーパッポンカレーなどもあります。
さらに、日本ではあまり知られていないけれど、ゲァン・ルアン(ゴールドカレー)、ゲァン・ソム(オレンジカレー)など、様々なゲァンがあります。
■イエローカレー
イエローカレーは、マッサマンと同じく元々はタイ南部のイスラム教徒の料理です。
ココナッツミルクに加えて、濃厚なココナッツクリームを使用します。
タイ語でゲァン・カリーと呼ぶことからわかるように、インドのカレーに影響された、ターメリックを使用した料理です。
パパは、イエローカレーを食べました。
少し食べさせてもらいましたが、とても美味しいです。
クリーミーな食感は、ココナッツミルクだけでなく、ココナッツクリームも使用していることにも理由があります。
さすがにタイで製造さらただけあって、ほとんどタイで食べるものと同じ味です。
骨付き鶏肉ではないのが残念だけど、レトルトでは仕方ないのでしょう。
予想していたよりも辛いですが、これは本場タイ南部の味に近いです。
辛いといっても、辛いのが苦手な日本人が食べられないほどではないでしょう。
パパの感想:
ヤマモリのレトルトは、今までグリーンカレーとマッサマンカレーを食べたことがあるが、とても美味かったので期待して買ったが、所詮はレトルトなので過度に期待はしていなかった。
食べてみると、レトルト食品と思えないほど予想以上に美味しい。
イエローカレーというと、通常は日本のカレーよりも辛くないが、これは結構辛い。
ただ、ちょっと塩分が多すぎかなと感じた。
■プーパッポンカレー
タイ語でプーは蟹、パッドは炒める、ポンカリーはカレー粉の意味。
つまり、プーパッポンカレーは、「蟹のカレー粉炒め」の意味です。
「蟹と卵のフワフワ炒め」などとも呼ばれ、ふんわりした卵を蟹と一緒に炒めるのが特徴です。
バンコクの「ソンブーン・シーフード」という料理店が創作したもので、まだ歴史が浅い料理です。
パパがスーパーで買ってきたくれたものを私が食べました。
卵のフワフワ感がまったく感じられず、見た目も水気が多く、なんだか別の料理のような感じです。
味も、ちょっと違うという感じで、イマイチでした。
パパの感想:
ヤマモリのレトルトは、グリーンカレーとマッサマンカレーを食べてみたが美味しかったので、これも期待して食べた。
だが、食べた瞬間「…ちょっと違う」と感じた。
タイ料理店やサルちゃん手作りのと何が違うのかなと考えてみると、まず甘みが足りない。そして、卵がフワッとしてない。
レトルトだから、技術的に仕方ないのだろうか。
■ヤマモリのタイ料理製品
ヤマモリは、この他にも様々なタイ料理製品を製造しています。
こちらのWebサイトに商品情報があります。
上記のリストを見ると、レトルト食品では、人気のトムヤムクンのほかに、トムカーガイ(鶏肉の生姜ココナッツミルク煮)といった日本では珍しいものもあります。
タイ料理手作りセットでは、グリーンカレー、トムヤムクン、タイ焼きそば(パッタイ)などがあります。
また、蟹と卵のカレー炒めの素(プーパッポンカレー)もあり、これを使うとレトルトよりも、もう少し美味しいものができるのかもしれません。
ちょっと気になったのは、通常のレトルトシリーズの他に、美味しいとタイ人たちの間でも人気があるタイ料理レストラン「バンコクキッチン」のプロデュースによるレトルトのグリーンカレーもあること。
これはちょっと食べたみたいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿