新宿の老舗タイ料理店クルンテープ2へ行った時の記事です。
■新宿の老舗タイ料理店
記事タイトルが【タイ料理店】で始まる記事は、タイ料理店へ行った時のことを書いたものです。
美味しい、美味しくないというのは、あくまでも主観的なもので、タイ人でも嗜好の違いはあるでしょう。
味の感想は、参考程度に読んでください。
今日は、家族と新宿へ買い物に行きました。
龍矢と愛弥美の夏服が小さくなって着られるのが全然ないので、H&Mでいっぱい買ってきました。
お昼は、タイ料理を食べようということになって、定番のゲウチャイへ行くことになりました。
でも、新宿に着いてから、パパがクルンテープ2(ソーン)へ行こうと言い出しました。
クルンテープ2のことは、私はすっかり忘れていました。
4年前の2011年4月、二人がまだ結婚していない頃に食べていたんです。
■場所
場所は、東京都新宿区新宿3-17-13のKEIビルの3階です。
新宿通りと靖国通りの間を行き来する通りで、新宿駅東口から新宿通りを東へ歩き、紀伊國屋のビルの1つ手前のオリンピックビルの角を左に入って、60mほど歩いたところの右手にあります。
1階は大黒屋が入っています。
Googleストリートビューのビルの前の写真を載せておきます。
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パパが、4年前に行った時の動画をYouTubeに投稿していました。
この時パパはカオソーイを食べていました。
この頃、私はもっとキャピキャピしてましたね。(^o^)
いま見ると、ちょっと恥ずかしいです。
動画を貼り付けておきます。
■メニュー
下記がランチのメニューです。
「クルンテープセット」が各972円(税込)です。
スープ、サラダ、デザート、ドリンクバー付きでこの値段は、新宿の中心地としてはアンビリーバボーです!
また、下記がランチの麺類のメニューです。
タイ丼、サラダ、デザート、ドリンクバー付きで918円(税込)で、これもまたメチャ安です。
タイ丼は、ご飯の上にレッドカレーを乗せたものでした。
■カオソーイ
土曜日の12時ちょっと過ぎに店に入りましたが、席はまだ空いていました。
ゲウチャイなどよりも席数はずっと少なく、こじんまりした店で、タイ人のシェフが一人で頑張ってます。
パパは、数秒も迷うことなく、4年前と同じカオソーイのランチセットを選びました。
よっぽど好きなんでしょうね。
知らない方のために書いておくと、カオソーイとは、チェンマイなどタイ北部のローカルフードで、一口では語れない複雑怪奇な料理です。
ココナッツミルク入りカレースープに小麦粉の中華麺を入れたもので、骨付きの鶏肉が入っています。
トッピングには、カリカリに揚げた太い卵麺や、日本の野沢菜みたいな漬物や、生の赤い玉ねぎを大量に乗せて食べます。
【今日の食卓】新宿クルンテープ2で、カオソーイのランチ。レッドカレーのミニ丼、サラダ、デザート、ドリンクバー付きで850円はあり得ない。しかもメチャ美味。サルちゃんの新宿1美味はこの店に変わった。結婚前に来てたんだけど忘れたみたい。(^o^)Khao soi lunch set 850 yen at Krungtep 2. Aroi.
ちょっと食べさせてもらったけれど、すごく美味しかったです。
普通タイ北部のカオソーイは、小麦粉の麺なんですが、この店ではなぜかクィッティァオ(米粉麺)を使っています。
タイ丼は、4年前にはなくてカーオパッド(炒飯)でしたが、こちらの方がお得感がありますね。
レッドカレーの丼ですが、日本人の味覚に合わせて、それほど辛くなく、これもすごく美味しいです。
デザートは4年前と同じカノムワーンで、ココナッツミルクにタピオカとコーンやフルーツを入れて煮たものです。
私のランチセットにも同じものがついていて、ワンパターンみたいだけど、この値段でデザートを付けてくれるだけでも嬉しいです。
私が家で作る時には温かいうちに食べますが、ここのは日本人の味覚に合わせているのか、冷えていました。
日本で初めてカオソーイを食べたのが、この店だった。
スープは甘めで、最初はちょっと辛く感じたが、本場チェンマイのものほど辛くはない。
普通の日本人が、辛くて食べられないというほどではない。
トッピングの麺は細めだが本格的。
骨付き鶏肉はよく煮えていて、スルッと食べられた。
麺がクィッティァオというのは、この店でしか食べたことがないと思う。
味気ない小麦粉よりも美味しく、個人的には米粉麺の方が好きだ。
日本で食べられるカオソーイとしては、すごく美味しい方だろう。
しいて言えば、ちょっと塩辛いかな。
そのせいもあって、いつもならばスープは全部飲み干すのだけど、少しだけ残した。
この値段でこの立地でこの味というのは、ちょっとあり得ない系。
■カオマンガイ
私が子供たちと一緒にタイ料理店でご飯を食べる時には、3歳の龍矢と一緒に食べるので、選択肢が限られてきます。
もちろん辛い料理はNGです。
なので、今日のように、カーオマンガイを頼んだりすることが多いです。
カーオ・マンガイ(カオマンガイ)は、茹でた鶏肉と、その茹で汁で炊いたご飯を一緒に皿へ盛り付けた料理です。
中国語では海南鶏飯(ハイナンジーファン)といって、タイだけでなく東南アジアで一般的な料理になっています。
日本では「ハイナンチキンライス」、「海南風チキンライス」などとも呼ばれるそうです。
タイ語で、カーオは「ご飯」、ガイは「鶏肉」のことです。
タイでは街中にカオマンガイ専門の屋台があって、競争が激しいです。
日本のタイ料理店では、このシンプルな料理を頼んで味を見ることによって、だいたいその店のシェフの腕前がわかったりします。
写真は、この記事の冒頭に貼り付けています。
鶏肉もご飯も味付けがうまく、とても美味しいです。
龍矢もカオマンカイが好きですが、おいしそうに食べていました。
ランチについているドリンクバーは、もちろんその名の通り、何杯でも自由に飲むことができます。
マンゴジュース、タイのお茶、コーヒー、紅茶など、いろいろ揃っています。
4年前に最初にこの店に来た時には、それほど美味しい店とは思いませんでしたが、考えが変わりました。
新宿ではゲウチャイがいちばん美味しい店だと思って、何度か通いましたが、ちょっと飽きたという感じ。
これからは、クルンテープ2に通うことにします。
ゲウチャイにもカオソーイがありますが、パパはこちらの店の方が美味しいと言っているし、文句は出ないと思います。(^^)
■「クルンテープ」の意味
ちなみに、「クルンテープ」というのは首都バンコクの正式名称の一部なんです。
タイ人は、タイ王国の首都を「バンコク」と呼んだりしません。
この呼び方は、むかし外国人の誤解によって広まったもので、正式名称ではありません。
正式名称は、ものすごく長くて、「クルンテープマハナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラアユッタヤー・マハーディロッカポップ・ノッパラッタラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーンアワターンサティット・サッカタットティヤウィサヌカムプラシット」といいます。
私は小学校の頃に習って暗記させられて、いまでも暗唱することができます。
でも、タイ人は普通は頭の「クルンテープ」(Krungthep)だけで呼びます。
タイ人は単語の途中に出てくる「r」の音を発音しない習慣があって、実際は「クンテープ」と発音します。
なので、この店の名前は「クンテープ・ソーン」(ソーンは数字の2のこと)となります。
カオソーイを作ってみたいという人、いますか?
最近あまり家で作っていませんが、リクエストがあればレシピを載せます。
これに限らず、リクエストが多い料理からやっていきたいです。
※クルンテープの公式サイト↓
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