【レシピ】【デザート】ファクトーン・ゲァン・ブアット(カボチャのココナッツミルク煮、Fakton keng buad)

5月 12, 2015

レシピ

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今日は初めてのデザートのレシピです。
かぼちゃのココナッツミルク煮。


■ファクトーン・ゲァン・ブアット

ファクトーン・ゲァン・ブアット(カボチャのココナッツミルク煮、Fakton keng buad)。
ゲーン・ファクトーン・ブアットとも呼びます。

甘くクリーミーで飽きが来ないタイの定番デザートです。
すごく簡単でシンプルなので、ぜひ覚えてください。

■材料(4人分)

【材料】4人分
カボチャ: 300g(1個の4分の1位)
ココナッツミルク: 100ml~150ml
水: 100ml
牛乳: 100ml
砂糖: 大さじ2~3前後(お好みで)
塩: 少々

材料の分量は、いつものように適当です。^^;
お好みで「自分の味」を作ってください。
何度も言いますよ。
これが大事です。

ココナッツミルクは、濃厚な味が好きならば量を多めにしてください。
砂糖は、うちでは白砂糖は絶対使わず、健康のために、てんさい糖またはきび砂糖を買います。
てんさい唐は白砂糖よりも甘味が低いので、多めに使います。


  1. 1.カボチャは、種と綿を取り、一口大に切ります。
  2. 2.ココナッツミルクと水と牛乳を鍋に入れて弱火で煮ます。
  3. 3.煮立ったらカボチャを入れます。
  4. 4.蓋をして、カボチャが好みの固さになるまで煮ます。
  5. 5.味を見ながら、塩と砂糖を入れていきます。
  6. 6.カボチャが溶け出して汁の色が変わって、好みの味になったら火を止めます。

器に移して、温かいうちに食べます。
日本人は、冷たくして食べるものと勘違いするけれど、温かいものこそ美味しいです。
塩を入れるのを絶対忘れないでね。
タイのお菓子では、塩は甘さを引き立たせるのに欠かせません。
ジュースを作る時にも、ひとつかみ(?)入れますよ。

パパの感想:
大好きなデザート。
シンプルだけど絶対飽きない味。
バナナとサツマイモを使っても美味しく、どれが一番好きか言うのは難しい。

サルちゃんは固めが好きだけど、私はもっとカボチャが溶け出すまで煮た方が美味しいと思う。

■ココナッツミルクについて

ココナッツミルクは、グリーンカレーやマッサマンカレーなど、多くのタイ料理やお菓子には欠かせない食材です。
粉末のは美味しくないので、私は絶対使いません。

タイでは『AROY-D(アロイディー)』やCHAOKOHブランドなどが美味しいですが、こういう缶詰は問題があります。

ココナッツミルクは、缶詰だと開封して空気に触れると酸化が進み、長持ちしません。
冷蔵庫で保存しても、1回で使い切るほど量を多く使わないのです。
開封した缶詰は、すぐに酸味が出ておいしくなくなり、いたみが速いです。
缶詰の残りは密閉できる容器に移して、長くても1週間以内を目安に使いきってください。

その後に業務スーパーで見つけたのが、インドネシアのcocomas(ココマス)というブランドの紙パック(200ml)でした。
たしか60円ぐらいです。
はっきり言って、タイのよりも美味しく、1~2回で使いきれる量なので気に入っています。
今では、これ以外を買うことは、ほぼなくなりました。



バナナとサツマイモを使ったものは、また次の機会に紹介しますね。

※これこれ!
最近業務スーパーで見かけないけれど、今売られているインドネシア製のも美味しいです。


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PROFILE

名前:百瀬サルタヤー(♀)
愛称:サルちゃん
タイから来て東京に住む主婦サルちゃんがタイ料理レシピやタイ料理の情報を提供します。日本語が書けないので実際はパパ(直也・ノンフィクションライター)が翻訳・編集などしています。
Sarutaya from Thailand living in Tokyo writes about Thai cooking.

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